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中国電器のリン酸鉄リチウム電池、新ラインがQ1稼動へ


ニュース その他製造 作成日:2012年1月12日_記事番号:T00034844

中国電器のリン酸鉄リチウム電池、新ラインがQ1稼動へ

 照明メーカー、中国電器(チャイナ・エレクトリック)は、新竹科学工業園区(竹科)のリン酸鉄リチウム電池モジュール工場に増設した新生産ライン2本で第1四半期中に量産を開始する計画だ。投資額は2億台湾元(約5億1,000万円)余り。12日付工商時報が伝えた。

 同社は生産ライン拡充で、グリーンエネルギー事業の売上高が全体に占める割合を昨年の40%から今年45%まで引き上げたい考えだ。昨年末にリン酸鉄リチウム電池の販売を開始し、台湾のほか、中国にも出荷している。

 同社の昨年売上高は前年比12.82%増の69億1,300万元で過去最高、白熱電球など従来型の照明器具がうち60%を占めた。しかし今年は、政府が白熱電球の生産・輸入停止を規定したことから、発光ダイオード(LED)電球、省エネ電球に注力する方針だ。省エネ電球の販売量は月間80万~100万個を目指し、シェア4~5割獲得を目標とする。