ニュース 石油・化学 作成日:2012年1月12日_記事番号:T00034845
南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)、聯成化学科技(UPC)、信昌化工が建設している無水マレイン酸(MA)プラントが今年上半期に相次いで生産を開始する見通しだ。このうち、南亜プラは1.4−ブタンジオール(1.4BG)との垂直統合により、中国の建築材料、自動車部品市場を攻略し、年間30億台湾元(約77億円)の増収を見込む。12日付経済日報が伝えた。
南亜のMAプラントは年産能力6万トンで、3月にも生産開始が見込まれる。毎月200~400トンを自社の1.4BGプラントに供給するほか、毎月4,000トンを輸出する計画だ。
聯成化学は高雄市のMAプラントを中国・広東省珠海市に移転し、3月にも生産を開始する。信昌化工のMAプラントは、年産4万トンで、今年第2四半期に生産を開始する予定だ。今後は同8万トンまで増産を目指す。
MAは主に不飽和ポリエステル樹脂(UPR)の生産に使われる。UPRは中国や東南アジアで、浴室設備や自動車部品の材料として需要がある。
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