ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年1月12日_記事番号:T00034846
経済部技術処は11日、9項目の科学技術開発計画を決定し、そのうち鈺成材料科技が主導し、中国鋼鉄(CSC)などと共同で進めるサファイア基板およびシリコンウエハースライス用のダイヤモンドワイヤーソー開発は、2013年半ばに完成が見込まれる。技術処は、同開発が台湾の発光ダイオード(LED)、太陽電池産業に重要技術をもたらし、年間23億台湾元(約60億円)の生産額を生み出すとの見通しを示した。12日付蘋果日報が報じた。
CSCの杜金陵・執行副総経理によると、現在台湾で使用されるウエハースライス用ダイヤモンドワイヤーソーは、すべて海外からの輸入に頼っているという。
またCSC技術部主管によると、同社は炭素含有量が0.87%の高炭素鋼、5.5ミリメートルの線材として提供し、さらに川下で0.12ミリの極細線に仕上げ、材料の損失率を大幅に引き下げると説明した。
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