ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年1月12日_記事番号:T00034848
バイク最大手、光陽工業(KYMCO)の柯俊斌副総経理は11日、排気量125ccのスクーター「V2」の販売価格を今年生産分から5万1,800台湾元(約13万円)とし、これまでの4万9,800元から2,000元引き上げると表明した。三陽工業(SYM)と台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)は、追随の可能性を否定しないと表明した。12日付工商時報が報じた。
値上げの理由について柯副総経理は、低価格販売は既に効果が得られており、低価格競争の長期化は好ましくないためと語った。バイクの製造コストは大幅に上昇しており、業界では以前から値上げの観測が出ていた。
KYMCOの昨年の台湾市場でのバイク販売台数が26万3,000台で、12年連続で首位を守った。市場シェアは41%で、業界史上最高だった。世界では総生産台数93万2,000台、売上高は341億9,000万元だった。
同社は今年、新興市場開拓に力を入れ、世界総生産台数で前年比2割増の111万2,000台、売上高は362億1,000万元を目指す。
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