ニュース 電子 作成日:2012年1月12日_記事番号:T00034852
米イーストマン・コダックは10日、宏達国際電子(HTC)と米アップルにデジタルカメラに関する特許を侵害されたとして、損害賠償を要求する訴えを米ニューヨーク州連邦地裁と米国際貿易委員会(ITC)に起こした。12日付工商時報が伝えた。
このうち、HTCが特許侵害で訴えられたのは、撮影した写真のプレビュー機能に関する特許だという。
コダックは「アップルとHTCがデジタルカメラ機能の付いた携帯電話端末やタブレット型パソコン、その他装置を販売し、コダックの特許を侵害した」と主張し、被害額の3倍に当たる損害賠償を求めた。
HTCの広報担当者は「訴状を受け取っていないので、コメントできない」と述べた。
コダックは最近、主力の写真フィルム事業が不振で、特許訴訟による賠償金を事業再編の財源にしようとしている。しかし、特許訴訟の審理には数年を要するため、同社の財務状況改善には直ちにつながらないとみられる。
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