ニュース 電子 作成日:2012年1月12日_記事番号:T00034856
発光ダイオード(LED)用エピタキシャルウエハー・チップ最大手の晶元光電(エピスター)と光電関連製品の光宝科技(ライトン・テクノロジー)が中国の家電大手、康佳(コンカ)と合弁で昨年9月に生産を開始したエピウエハー・チップ製造、晶品光電(江蘇省常州市)で、康佳が出資引き揚げを決めた。世界的な景気低迷が、中国でのLED関連の投資計画に微妙な影響を与え始めた格好だ。12日付電子時報が伝えた。
エピスターは「康佳の出資引き揚げで、晶品光電の経営に影響が出ることはない。今後の増産は市場の需要に沿って決定する」と説明した。
康佳の出資引き揚げを受け、エピスターとライトンはそれぞれ、晶品光電に対する出資比率を70%、30%に引き上げ、投資額は累計で各1億米ドル、3,000万米ドルとなった。
エピスターによると、晶品光電は生産開始初期にあり、有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置の設置途上にあるため、康佳の出資引き揚げによる実質的損失はないという。
エピスターは常州のほか、アモイ市、広州市でもLED用エピウエハー・チップの合弁事業を展開中で、それぞれ今年第3四半期、来年第2四半期の生産開始を見込んでいる。
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