ニュース 政治 作成日:2012年1月13日_記事番号:T00034868
総統選の馬英九候補(国民党・現職)は12日、海外メディアとの記者会見で「再選しても中国を訪問する可能性は非常に小さいし、中国側と平和協定を結ぶ可能性も非常に低い」と述べた。また、どこ行くにも「中華民国総統」の立場であることに変わりはないと語った。13日付中国時報が伝えた。
馬候補は「統一への道をひた走ることはない」と強調した(12日=中央社)
馬候補は再選を前提に、今後も中国に対しては「三不政策(統一せず、独立せず、武力行使せず)」を維持すると話した。
また、一般市民は対中関係について関心がないため、自身の政策の影響によって立法委員選挙で国民党が過半数を割り込む可能性はないかとの質問に対しては、「国民党は過半数を取れる」と強調した上で、「中台関係の改善は大企業だけでなく一般市民にとっても利益になっている」と反論した。
なお、野党・民進党の蔡英文候補は、桃園県での選挙運動を理由に記者会見を欠席した。これについては、「対中政策を海外メディアに突っ込まれることを懸念して逃げたのではないか」などの観測が出ている。
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