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台北・新北市の予約販売住宅、10年間で2倍に値上がり


ニュース 建設 作成日:2012年1月13日_記事番号:T00034870

台北・新北市の予約販売住宅、10年間で2倍に値上がり

 住宅専門誌「住展雑誌」はこのほど、台北市と新北市の予約販売住宅物件の価格推移をまとめた。それによると、台北市では2002年の1坪当たり36万7,000台湾元が11年には80万3,000元(約206万円)に、新北市では同じ期間に16万8,000元から33万6,000元にそれぞれ値上がりした。上昇幅は台北市が2.18倍、新北市はちょうど2倍だった。13日付工商時報が伝えた。

 台北市、新北市の住宅価格は、2008年の金融危機当時に急落した以外は、全体として右肩上がりで推移してきた。特に09年から11年にかけての上昇が著しく、台北市では09年(57万6,000元)に比べ39.4%も上昇。新北市では09年(21万6,000元)に比べ55.5%も高騰した。

 同誌の倪子仁研発長は「台北市と新北市で過去10年間に上昇幅が2倍に達したことからみて、長期的にも住宅価格の上昇傾向は変わらないのではないか」との予測を示した。