ニュース 医薬 作成日:2012年1月13日_記事番号:T00034874
行政院の「高階医材(高級医療器材)発展計画」がこのほどスタートし、経済部工業局は12日、財団法人医薬工業技術発展中心(薬技中心)と工業技術研究院(工研院)への委託で開いた業界向け説明会で、今後2年間に台湾の医療器材の生産額が今年より20%多い1,200億台湾元(約3,070億円)に増えることに期待感を示した。13日付経済日報が伝えた。
同計画は台湾を世界の医療器材の10大生産拠点に育成することなどを目標としている。
経済部技術処の産業技術知識サービス計画(ITIS)によると、昨年の台湾の医療器材生産額は768億元で、今年は1,000億元達成が見込まれる。
行政院は近年、高級医療器材のうち、人工透析機器分野の産業開発を重視している。台湾の人工透析患者は約6万人で、人口比でアジア最多であるほか、中国の人工透析患者は台湾の50倍おり、市場規模が1兆5,000億元に達するとみられることが背景にある。このため、工研院と薬技中心は、市場分析や技術移転などにより、中国市場への進出をバックアップしていく方針だ。
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