ニュース その他製造 作成日:2012年1月13日_記事番号:T00034876
三洋紡織繊維(TRIオーシャン・テキスタイル)は、ポリプロピレン(PP)を原材料に開発した加工糸、布地が低炭素素材として注目を集め、受注が伸びている。13日付経済日報が伝えた。
同社の新素材は、生産工程がポリエステルやナイロンよりも短く、生産過程での二酸化炭素(CO2)排出量が少ないことから、欧米ブランドメーカーによる採用が相次ぎ、台湾でも儒鴻企業(エクラット・テキスタイル)、宏遠興業(エベレスト・テキスタイル)などからの受注を確保した。
同社は過去15年間に3億台湾元(約7億7,000万円)を投じ、アジアで唯一、ポリプロピレン加工糸・布地の生産に成功した。軽くて乾きやすいのが特徴だという。
三洋紡織の黄俊銘董事長は「遠東新世紀(ファーイースタン・ニューセンチュリー)や新光合成繊維に規模ではかなわないが、他人が大通りを行くときに、われわれは裏路地を行く。特色ある製品で、業界での立場を築きたい」と述べた。
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