ニュース 電子 作成日:2012年1月13日_記事番号:T00034881
中華民国消費者文教基金会(消基会)は12日、台湾のブロードバンドの接続速度は下り平均13メガビット毎秒(Mbps)と世界主要35カ国・地域で4番目に遅いが、費用は1Mbps当たり368.66台湾元(約945円)で2番目に高いとの調査結果を発表した。経済協力開発機構(OECD)のデータに基づいて比較した。13日付蘋果日報が伝えた。
国家通信伝播委員会(NCC)は立法化または行政指導を視野に、中華電信に対しブロードバンド環境に対する最低保証を要求する考えだ。また固定ブロードバンド回線への今後の具体的な投資計画を提出し、整備を急ぐよう促した。
OECDによると、日本は平均下り81Mbps(世界3位)で1Mbps当たりの費用は最低で10元。台湾は日本に比べブロードバンド利用にかかる34倍高いことになる。
調査結果に対し、中華電信は速度測定サイト「スピードテスト」では台湾の速度は今年初め時点で18.54Mbpsで世界15位、さらにに現時点で22.22Mbpsまで上昇していると反論した。また、同社が今後導入を予定する1Gbps(ギガビット毎秒)サービスが実現すれば、平均158Mbpsまで向上すると説明している。
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