ニュース 電子 作成日:2012年1月13日_記事番号:T00034885
市場調査機関のIDCとガートナーは12日、昨年第4四半期の世界パソコン出荷台数がタイ大洪水によってハードディスクドライブ(HDD)が供給不足に陥ったことや、クリスマス需要が振るわなかったことから前年同期比マイナス成長となったと発表した。さらに今年第1四半期もHDD供給不足が続き、PC出荷は低迷する見通しだ。13日付工商時報などが伝えた。
IDCによると、昨年第4四半期の世界PC出荷台数は前年同期比0.2%減の9,270万台だった。前年比で最も出荷台数を伸ばしたのはレノボで同36.77%増、1,301万台の過去最高となり、2期連続でシェア2位を維持した。台湾メーカーは4位の宏碁(エイサー)が低価格ノートパソコン(ネットブック)出荷減が響き同8.02%減の979万台だった一方、5位の華碩電脳(ASUS)は各市場において安定した成長を見せ、同26.29%増の624万3,400万台となった。
なお昨年通年では、エイサーが3,716万9,000台(前年比13.88%減)、ASUSは2,074万1,000台(同14.35%増)で、それぞれ4位と5位に入った。
一方ガートナーの統計によると、PC市場全体の昨年第4四半期出荷台数は前年同期比1.4%減の9,220万台だった。米国、EMEA(欧州、中東、アフリカ)市場や米国での出荷減が影響したと指摘した。
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