ニュース 電子 作成日:2012年1月13日_記事番号:T00034886
市場調査会社のディスプレイサーチはこのほど、米アップルのタブレット型パソコン「iPad」向け9.7インチ液晶パネルの出荷量が今年、業界全体で6,500万枚に達し、前年比約35%増加すると予測した。今年発売が見込まれる新製品「iPad3」が成長をけん引するとみるディスプレイサーチは、12月から各社が新製品向けパネルの量産を開始していると指摘した。13日付工商時報が伝えた。
昨年のiPad向け液晶パネル出荷枚数は4,800万枚で、シェアはLGディスプレイ(LGD)が54%、サムスン電子が40%と韓国勢が大半を占め、奇美電子(チーメイ・イノルックス)が6%で食い込んだ。今年はシャープもサプライチェーンに加わる。
ただ、昨年は9.7インチ液晶パネルの需要が急激に変動した。上半期は「iPad2」の発売に伴い毎月堅調に増加したが、下半期は9月に過去最高の600万枚を記録した後、11月には100万枚前後まで一気に落ち込み、液晶パネルメーカーは生産管理に苦労した。
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