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「ポスト馬英九」、呉次期副総統・朱新北市長が有力


ニュース 政治 作成日:2012年1月15日_記事番号:T00034892

「ポスト馬英九」、呉次期副総統・朱新北市長が有力

 台湾の総統は3選が禁じられているため、馬英九氏は2期目が最後の任期となる。2016年の次期総統選挙を見据え、国民党内で「ポスト馬英九」レースが活発化しそうだ。15日付聯合報によると、現時点では、次期副総統に決まった呉敦義・行政院長に対し、北部に厚い支持層を持つ朱立倫・新北市長が有力とみられている。馬総統がどのような判断を下すかが鍵を握る。

 朱新北市長は中央政府から離れているが、16年総統選挙の時点でも55歳という若さが武器になる。呉行政院長は、副総統という決定権のないポストで、存在感が薄れる懸念もある。

 このほか、10年の直轄市長選挙で民進党候補に17万票の大差をつけて再選した郝龍斌・台北市長や、「小馬英九」とも呼ばれる江宜樺・内政部長にも可能性が残されている。一方、胡志強・台中市長はかつての存在感が薄れつつあるようだ。