ニュース 機械 作成日:2012年1月16日_記事番号:T00034906
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下、富士康国際(FIH)はこのほど、中国・山西省晋城市にある「富士康晋城工業園区」で産業用ロボットの生産を開始した。14日付工商時報が中国紙・経済参考報の報道を基に伝えた。
関係者の話によれば、富士康は今後5年で晋城工場に90億人民元(約1,100億円)を投資し、「世界最大のスマートロボット生産基地」の構築を目指す。鴻海の郭台銘総裁は「3年以内に100万台のロボットを生産する」との目標を掲げている。
同社製のロボットは内部で「フォックスボット」と呼ばれ、研磨、溶接、塗装などの単純作業、人手でやるには危険な作業などを行うことが想定されている。ハードウエアやソフトウエア、部品、システム統合、遠隔操作などは全て自社開発で、1台当たりの価格は14万~16万人民元だという。
ただ、同社関係者によれば、同工場で生産するロボットの知能は7~8歳前後で、現在の産業ロボットの平均(20歳以上)に比べ劣っており、今後の技術開発に課題が残る。
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