ニュース 政治 作成日:2012年1月16日_記事番号:T00034920
王金平立法院長は15日、現行の立法委員選挙の小選挙区制度を、以前の中選挙区制度に戻すことを検討すべきとの発言を行った。今回の選挙は、小選挙区制移行後で2回目の選挙だったが、「北部は国民党、南部は民進党の状態がさらに強まった」との認識で、有権者にとって好ましくないとの見方を示した。16日付自由時報が伝えた。
王院長は、現行制度で初めて実施された2008年の選挙で泛藍(泛国民党陣営)が定数の4分3を得た際にも懸念を表明、小選挙区比例代表制が台湾に適しているか「実施から2年後に問題点を検討するべき」と提言していた。
野党・民進党議員団総召集人の柯建銘氏は「非常に大きな社会運動が起きるか、馬総統が自発的に対処しなければ解決できない。しかし、(与党の主席である)馬総統に既に飲み込んだ物を吐き出させるのは難しい」と語る。
その上で柯氏は、今回の立法委員選でそれぞれ3議席を得た親民党の宋楚瑜主席や台湾団結聯盟の黄昆輝主席と共に、「国会監督聯盟」を結成して選挙制度改正などで意見交換し、提携することも可能だと述べた。
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