ニュース 政治 作成日:2012年1月16日_記事番号:T00034923
馬英九総統は15日、総統府で米国人学者らと会見し、「今回の選挙で華人社会でも民主主義は可能であることを中国に理解させることができた」と発言した。馬総統は「中国が台湾の価値を高く評価するのに役立ったと思う」とも述べ、台湾の民主的な選挙が中国の今後の発展に肯定的な影響を及ぼすとの期待感を示した。16日付聯合報が伝えた。
総統選挙期間中に台湾を訪れた中国人の多くが、台湾の選挙運動や開票過程に強い興味を持ったと馬総統は説明。その理由について、「彼らがこれまで経験したことがないためで、こうしたことも中国の民衆が台湾の価値を理解するのに役立ったはずだ」との見方を示した。その上で、「台湾の存在意義は民主的な国、経済的に繁栄した国であるだけでなく、中国にも必ず影響を与えられる点にあることを米国を含む西側諸国に理解させることができた」と述べた。
馬総統はこのほか、再選後に米ホワイトハウスから祝電が届き、「米台交流の強化の提案や、中台関係の改善に対する肯定的な評価の内容だった」と明らかにした。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722