ニュース 政治 作成日:2012年1月17日_記事番号:T00034933
総統選挙で敗れた民進党の蔡英文主席に対し、中国のネットユーザーが異例のエールを送っている。背景には民意によって政権交代が可能な台湾の民主主義に対する羨望(せんぼう)の眼差しがある。
中国の主要ポータルサイトは、今回の台湾総統選を詳報し、民主主義を渇望する中国のネットユーザーに大きな反響を引き起こした。特に総統候補のテレビ討論会がネット上で時差中継されるなど、目立った報道規制が敷かれなかったことから、一部で「民主フィーバー」が起きた。
17日付中国時報によると、中国の大手ポータルサイト「網易」は16日、民進党の蔡英文主席の去就を討論テーマに選び、「蔡英文頑張れ」という書き込みが相次いだという。
中国で「台湾独立派」のレッテルが張られた民進党の候補が声援を受けることなど、かつては考えられないことだったが、再選を決めた馬英九総統に「人々の声に耳を傾けろ」と訴えた蔡英文氏が、意外にも中国の民衆の心をつかんだ格好だ。
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