ニュース 商業・サービス 作成日:2012年1月17日_記事番号:T00034942
百貨店大手、新光三越百貨は今年の売上高目標を前年比3%増の800億台湾元(約2,050億円)に設定した。この達成に向け、呉昕陽・執行副総経理は16日、昨年業績の5%が海外からの観光客だったが、香港の百貨店での同30~40%に比べれば明らかに低く、開拓の余地が大きいとの見方を示した。17日付経済日報が報じた。
新光三越の店舗で昨年、税金還付手続きをした約4割が中国人だった。また、2009年7月に中国のデビットカード「銀聯カード」による決済が開始されてからの累計取引額は12億5,000万台湾元で業界1位となっている。昨年の銀聯カード決済額も前年比35%増加した。こうしたことから、今年は銀聯カードと連携したキャンペーンを実施し、中国人観光客をさらに取り込む方針だ。同時に、他の周辺諸国での知名度向上にも力を入れる。
新光三越は台北信義新天地A4館で今年4月に営業面積200坪以上のシャネルが、A9館ではカルティエがオープンする。時計や宝飾品を強化することで、全館売上高に占める高額商品の割合が16%から20%に拡大すると予測している。
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