17日付工商時報によると、仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）がデルから、広達電脳（クアンタ・コンピュータ）がビジオ（Vizio）から超薄型軽量ノートパソコン「ウルトラブック」の受注を獲得したもようだ。
コンパルが受注したとされるのは、デルが初めて市場に投入するウルトラブック「XPS13」で、２月に出荷開始予定だ。価格は999米ドル。コスト削減のためカーボンファイバーと金属の混合筐体（きょうたい）を採用した。
一方、大手テレビブランドのビジオは昨年のタブレット型ＰＣ発売に続き、今年はウルトラブック市場にも参入する。先週、米ラスベガスで開催された「コンシューマ・エレクトロニクス・ショー（ＣＥＳ）」で展示したウルトラブックおよびオールインワン（モニター一体型、ＡＩＯ）ＰＣは、いずれもクアンタが受託生産を行うとみられる。
