ニュース 電子 作成日:2012年1月17日_記事番号:T00034951
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)の呉嘉昭董事長は16日、エルピーダメモリ、米マイクロン・テクノロジーの3社で統合を協議するのなら、その可能性はあると語った。16日付電子時報が報じた。
経営危機に瀕しているエルピーダは、金融機関から、融資の借り換えの条件として、具体的な再建計画を提出するよう求められているとされる。呉・南亜科技董事長は、同社はマイクロンと提携関係にあるため、エルピーダと個別に統合を協議することはできないが、3社がともに話し合うならば、受け入れられる立場にあると語った。また、現況を考えるとDRAMメーカー各社は提携をよく検討すべきとも指摘した。
この3社は2008年の金融危機当時にも提携交渉を行ったが、翌年にキマンダが経営破綻してDRAM価格が反発上昇し、話が立ち消えになった経緯がある。
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