ニュース 電子 作成日:2012年1月17日_記事番号:T00034952
米通信用半導体メーカー、ブロードコムは16日、低価格スマートフォン向けのベースバンドチップ「BCM21552G」を発表した。同社は価格100米ドルを切るスマートフォンへの採用を見込んでおり、聯発科技(メディアテック)、晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)など台湾勢にとっては強敵となりそうだ。17日付経済日報が伝えた。
ブロードコムの新チップは、1ギガヘルツ(GHz)ARM11プロセッサーを内蔵し、デュアルSIM、全地球測位システム(GPS)、近距離無線通信規格(NFC)などに対応している。既に中国のTCLが採用を決めている。
メディアテックとMスターも今年第1四半期中にスマートフォン向けの新型チップを量産する予定で、三つどもえの競争が激化しそうだ。メディアテックは昨年発売したスマートフォン用チップ「MT6573」を今年に入り10%値下げした。競合社の攻勢は、後続の「MT6575」の価格決定にも微妙な影響を与えそうだ。
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