ニュース 電子 作成日:2012年1月17日_記事番号:T00034953
米半導体大手、テキサス・インスツルメンツ(TI)が、スマートフォンやタブレット型パソコン向けに開発したクアッドコアプロセッサー「OMAP5」の生産を、聯華電子(UMC)に全面的に委託する見通しとなった。17日付工商時報が伝えた。
OMAP5はこのほど、米ラスベガスで開かれた家電見本市「コンシューマ・エレクトロニクス・ショー(CES)2012」で展示され、年内にも搭載機種が発売される見通しだ。OMAP5はUMCが28ナノメートル製造プロセスで受託生産を独占し、既に顧客にサンプルの送付が始まった。グーグルの最新OS「アンドロイド4.0」に対応しているほか、CPUコアには「ARM Cortex A15」を採用しており、消費電力が小さいのが特徴だ。OMAP5の発売により、クアッドコアプロセッサーの分野は、TIがクアルコム、エヌビディアに追随する形で競争を仕掛ける形となる。
UMCは最近、南部科学工業園区(南科)の12インチウエハー工場で28ナノプロセスによる試験生産に入っていた。TIからの受注に加え、最近はクアルコムから統合型ベースバンドチップの生産も受注している。
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