ニュース 政治 作成日:2012年1月18日_記事番号:T00034958
李登輝元総統は17日、春節(旧正月)を前にメディアと懇談し、先週の総統選挙で馬英九総統が再選を果たした理由として、「1992年の共通認識(92共識)」の主張と安定した中台関係が挙げられていることに対し、否定的な見方を示した。その上で、投票日が春節直前だったため投票に行かなかった有権者が多かったこと、および陳水扁政権の腐敗イメージがまだ有権者の心に中に残っていたことが理由だと指摘した。台湾は有権者が投票できるのは本籍地に限られ、投票と春節で2週連続で帰省するのは面倒なため、投票のための帰省を避けた人が多かったとの観測がある。18日付中国時報が報じた。
支援を表明したが敗れた蔡英文・民進党主席については、「党主席としての過去約4年間の業績は悪くなかった。選挙期間中も多くの政策展望を語った。有権者がそれを聞くことで台湾の民主主義をまた一つ進歩させた」と評価した。
その上で「16年の総統選挙への再挑戦を勧めているのか」と記者に問われると、笑みを浮かべて直接は答えなかったが、「あなたたちが可能だと思うなら、彼女を後押ししてあげればいい」と述べた。
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