ニュース その他分野 作成日:2012年1月18日_記事番号:T00034960
格付け会社のフィッチ・レーティングスは17日、台湾のソブリン格付け報告書を発表し、台湾の外貨建て長期債務格付けを「シングルAプラス」、自国通貨建て長期債務格付けを「ダブルAマイナス」に据え置き、格付け見通しも「安定的」とした。18日付工商時報が伝えた。
フィッチは「台湾は対外債務償還能力が高く、政府財政も安定している」と評価し、世界的な景気不透明感の中でも、経済成長率が今年は4.2%、来年は3.1%に達すると予測した。
また、総統選の結果に関しては、「選挙結果は、台湾のこれまでの信用格付けを維持させるものだった。台湾と大陸(中国)との経済協力が緊密化すれば、中期的に台湾のビジネス環境や経済的実力が注目され、台湾経済の輸出依存による不確実性も軽減される」と分析した。
フィッチはまた、台湾の外貨準備高が今年末には4,414億米ドルに達し、国際資本市場の混乱に対し、緩衝作用を発揮すると指摘した。
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