ニュース 商業・サービス 作成日:2012年1月18日_記事番号:T00034964
台湾の化粧品市場では、ドラッグストアやコンビニエンスストアなどでの開架陳列式のセルフ販売の導入が大幅に増えており、ロレアル、エスティローダー、資生堂の3大手の同方式による売上高は昨年、いずれも2けた成長を記録した。これに伴い、百貨店などの化粧品専門売り場の成長率は3〜6%と低下しているものの、昨年の化粧品市場全体の規模は約600億台湾元(約1,540億円)まで拡大した。なお、セルフ販売におけるシェアは、ロレアルが首位となっている。18日付工商時報が報じた。
セルフ販売による販売シェアは、6割以上をドラッグストアが占めており、その販売拠点は数百カ所に達する上、コンビニでの販売も3,000カ所に増えている。
セルフ販売は香港、中国市場での展開に適しているとされ、「heme」ブランドを展開する台湾の喜蜜国際企業は今年、ドラッグストアチェーン、屈臣氏(ワトソンズ)とともに中国進出を計画している。
また、セルフ販売のほかインターネット販売も100億元以上の市場に成長しており、百貨店での販売を主とするブランドは毎月の新製品投入、戦略提携など対策を迫られている。
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