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新北市の林口A7産業専区、ダイナパックなど3社が共同落札【表】


ニュース 建設 作成日:2012年1月18日_記事番号:T00034970

新北市の林口A7産業専区、ダイナパックなど3社が共同落札【表】

 新北市林口区A7産業専区(41.63ヘクタール)の用地売却入札は17日、致茂電子(クロマ)、禾陽国際、順達科技(ダイナパック)の3社連合がA区画(22.23ヘクタール)を共同落札した。落札額は100億8,888万9,999台湾元(約260億円)で、最低入札価格を200万元余り上回った。18日付工商時報が報じた。

 内政部関係者によると、3社はA7産業専区周辺の華亜科技園区に進出しているが、工場を拡張したくても用地が足りないことから今回の共同入札に至った。出資比率はクロマと禾陽国際が各35%、ダイナパックが30%。内政部は早ければ来年6月にも用地を引き渡す。

 投資計画書によると3社は、同地でグリーンエネルギー、情報通信、精密機械、研究開発(R&D)、クラウドコンピューティング、運営本部などの投資を行う計画で、2020年までに就業機会2,300件以上を創出、年産額は1,100億元に達すると見込んでいる。

 一方、B区画(19.4ヘクタール、最低入札価格88億275万元)は応札がなく、春節(旧正月)明けに3回目の入札募集が行われる。

 A7産業専区は昨年6月に1回目の入札募集が行われたが応札がなく、昨年12月の入札募集から用地が2区画に分けられ、今回の落札につながった。