ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年1月18日_記事番号:T00034971
中国鋼鉄(CSC)が17日発表した2011年税引前利益は、前年比54%減の202億8,500万台湾元(約520億円)で、過去10年で最低となった。証券会社は鉄鋼価格の下落が主因と指摘した。18日付経済日報が報じた。
同社は昨年12月に税引前損失41億200万元を計上した。このため、第4四半期通期でも税引前損失が24億2,100万元に上り、金融危機以降初めて四半期ベースで赤字を記録した。CSCは「昨年下半期から鉄鋼市場が低迷し、それが需要期である第4四半期にも回復せず、価格を引き下げざるを得なかったことが響いた」と説明した。
今年についてCSCは、「最悪の時期は過ぎた。春節(旧正月)連休明け以降は景気も回復し、見通しは悪くない」とした。一方、証券会社は「今年の鉄鋼市況はまだ不透明で、慎重に見守る必要がある」と指摘した。
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