ニュース 電子 作成日:2012年1月18日_記事番号:T00034979
18日付工商時報によると、ディスプレイ製品の春季新モデル発売や中国の労働節(メーデー、5月1日)連休需要向け出荷が3月末から始まるため、友達光電(AUO)と奇美電子(チーメイ・イノルックス)といった液晶パネルメーカーは、第1四半期の稼働率で5~10ポイントの引き上げを計画しているもようだ。
昨年第4四半期、AUOの稼働率は70~75%、奇美電で65~70%に落ち込んだとされる。しかしAUOは、大型パネルの需要増に伴い、第7.5および8.5世代工場がフル稼働に、奇美電も新サイズ製品の出荷増で稼働率が向上しているようだ。
彭双浪・AUO総経理は、稼働率については具体的なコメントを避けたものの、大型パネルや新型パネルに対する市場の反応はまずまずで、市況には確かに改善が見られると説明した。
また市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、米国では大型液晶テレビが、中国では新サイズ液晶テレビの需要が増加している。39インチおよび50インチの新サイズパネルは12月の合計出荷枚数が約100万枚に拡大しており、新サイズパネルに注力する奇美電は12月に増収を記録、今後も業績貢献が期待できるとみられる。
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