ニュース 社会 作成日:2012年1月19日_記事番号:T00034985
桃園国際空港で最近、旅客が預け入れた荷物への窃盗被害が2件相次いで発覚した。航空会社によると、荷物を受け取りターンテーブルに載せた時点で輸送契約は完了しており、賠償はできないとのことだ。空港側は、今後春節(旧正月)に向けて旅行者が増えることもあり、警戒を強める方針だ。なお同空港では3年前、空港スタッフによる旅客荷物の盗難事件が明るみになり、3人が逮捕されている。19日付蘋果日報などが報じた。
総統選挙直前と同様、春節期間も桃園国際空港は混雑が予想される(中央社)
16日に澳門航空(マカオ航空)を利用して帰台した男性は、飛行機から降りてトイレに行った後、ターンテーブルに向かったが、いつまでたっても自分の荷物が出て来ない。他の旅行者に告げられトイレを探したところ、何かで切られ口の開いた自分のスーツケースが見つかり、中に入れていた携帯電話3台など、計4万台湾元(約10万円)相当の品が盗まれていた。
また先週、米国から中華航空(チャイナエアライン)機で早朝に帰台した女性も、荷物受け取りの際、取り付けていた3個の鍵がすべて取り外されているのに気付いた。調べたところコーチのバッグなどがなくなっていた。
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