ニュース 政治 作成日:2012年1月19日_記事番号:T00034987
米シンクタンク、米国企業研究所(AEI)のダン・ブルメンタル研究員はこのほど、台湾の民主的な選挙結果は中国の独裁政権にとって気まずいものだったとする分析を示した。中央社電が示した。
ブルメンタル研究員は、今回の台湾総統選について、「民主制度は(中国と同様に)孔子文化の背景を持つ台湾でも成功した。台湾は経済成長や社会的な安定を犠牲にすることなく、十分な民主を享受している」と評した。
その上で、「台湾の民主的な選挙結果は、中国が独裁政権を維持する上でさらに決まりが悪い結果となった。中国の民衆は『中国人は民主的政権を受け入れる準備ができていない』という主張を受け入れることができなくなる」と指摘した。
ブルメンタル研究員は、民進党の蔡英文氏の落選について、「それでも45%の得票を得た。蔡氏に投票した人は、馬英九総統が台湾の主権を断固として守ることができないと考えている。ただ、中台経済交流と国家主権の擁護が同時に可能だとする蔡氏の主張では有権者を説得することができなかった」と分析した。
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