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「夕景を失う」、淡江大橋計画に再審査決議


ニュース 建設 作成日:2012年1月19日_記事番号:T00034995

「夕景を失う」、淡江大橋計画に再審査決議

 北部の最大河川、淡水河の河口付近での、新北市淡水区と八里区を結ぶ「淡江大橋」の建設計画で、行政院環境保護署(環保署)による環境影響差異分析報告書の第2次審査会議が18日に開かれ、同計画を実施すれば、国家二級古蹟である十三行遺跡(500~1,800年前)を壊し、夕日の美しさで知られる同地域の景観を損ねる恐れがあるとして、補足資料の提出を求めた上で、再審査することが決議された。中央社が18日伝えた。


環境評価委員は、「計画をこれほど長く実行できないのは、それなりの理由がある。問題は橋を取るか淡水の夕日を取るかということだ」と語った(18日=中央社)

 淡江大橋建設の推進母体である交通部の報告によると、今回提出した計画は1999年末に認可を受けた案に、新店八里快速道路(省道台64線)の開通と淡水〜八里を結ぶライトレール(LRT)敷設計画を考慮して変更を加えたものとなっている。

 計画の変更により、淡江大橋と台64線を結ぶ連絡道路が付け加えれられた上、八里ランプウェイが南へ500メートルずらされたことで主橋部分の幅が44メートルに拡張されることとなった。