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台北市東区商圏の店舗物件、1坪1千万元超え


ニュース 建設 作成日:2012年1月19日_記事番号:T00034996

台北市東区商圏の店舗物件、1坪1千万元超え

 台北市東区商圏に位置する凌雲ビル1階で現在ファッションブランド「ピエール・カルダン」が入居する店舗物件(18.45坪)がこのほど、1坪当たり1,057万台湾元(約2,700万円)、総額1億9,500万元で売却されることが決まり、1坪当たり成約価格としては台湾不動産史上の最高額を記録した。19日付中国時報が報じた。

 台湾における店舗物件の最高額はこれまで、台北市西門町の韓国衣料品販売店「NONO」が入居する店舗(1坪964万元)となっていた。しかし、昨年5月に都市交通システム(MRT)忠孝敦化駅3番出口そばの三陽忠孝ビル1階テナントが1坪728万元、同年11月に頂好商場の香檳ビル1階が1坪852万元で売却されるなど、この1年で東区商圏の店舗物件価格が急激に上昇しており、今回1,000万元を突破するに至った。

 台湾房屋研究中心の邱太煊執行長は、同エリアには、ユニクロやZARA(ザラ)が進出して激しい競争を繰り広げていることで、取引価格、賃料とも過去最高水準となっており、東区商圏全体の賃料は過去1年で40〜80%上昇していると指摘した。