ニュース 電子 作成日:2012年1月19日_記事番号:T00035004
パソコン大手、宏碁(エイサー)の王振堂董事長は18日、同社のサプライヤーを集めて開催したパーティーで、「今年の重点はウルトラブック(薄型軽量ノートPC)」と表明した上で、第2世代製品を第2四半期に、さらに第3四半期にも新製品を投入する計画を示し、「ウルトラブックの出荷比率は今年、25〜35%に拡大する」との見通しを語った。19日付電子時報が報じた。
昨年9月に発売した初代ウルトラブック「Aspire S3」は、3カ月で25万〜30万台と予想を上回る販売台数を記録。先ごろ米ラスベガスで開かれた家電見本市「コンシューマ・エレクトロニクス・ショー(CES)」に出展した第2世代の「Aspire S5」も好評で、市場の注目を集めている。
なお、エイサーは今年、ノートPC出荷台数で10%成長を見込む。第1四半期はハードディスクドライブ(HDD)の供給不足の影響を受けて前期比10〜15%減となるものの、同期を谷底として成長に転じ、通年では黒字転換が可能とみている。また欧州債務危機が、同市場を主力とするエイサーにダメージを与えるとの懸念に対し王董事長は、ブラジル、フィリピン、タイなどでシェア1位を獲得しており、新興市場が欧州の不調を補うと楽観的な見方を示した。
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