ニュース 電子 作成日:2012年1月19日_記事番号:T00035006
発光ダイオード(LED)用エピタキシャルウエハー・チップ最大手、晶元光電(エピスター)の李秉傑董事長は、今年、LED電球の世界市場全体の出荷量が前年比倍増の3億個が見込めることから、同社の一般照明用チップ出荷は前年比4倍に、同製品売上高も2倍に拡大するとの見通しを示した。19日付経済日報が伝えた。
李董事長によると、昨年はサムスン電子がLED照明事業に乗り出したことで業界で価格競争が激化、LED電球の低価格化が急速に進んだ。さらに各国で従来型照明の使用禁止が打ち出されていることで、発光ダイオード(LED)電球の需要は今後、大幅に増加するとみられる。
またLEDテレビについて李董事長は、浸透率が年初の40%から年末までに70~80%に達すると予測した。そのため同社のLEDバックライト向け製品の売上高も同20%増が見込めるとしている。
エピスターは世界的な不況を受け、昨年の売上高が前年比10.39%減の177億1,200万台湾元(約450億円)と振るわなかったが、今年は200億元台を回復すると証券会社は予測している。
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