ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

呉内閣が31日総辞職、後任は陳行政副院長が有力


ニュース 政治 作成日:2012年1月20日_記事番号:T00035019

呉内閣が31日総辞職、後任は陳行政副院長が有力

 先週の総統選挙で副総統に当選した呉敦義行政院長は19日、31日に臨時閣議を開いて内閣総辞職を行うと表明した。呉院長の後任には陳冲行政副院長が、新副院長には江宜樺内政部長の昇任が有力視されている。20日付中国時報が伝えた。


副総統の当選証書を受け取る呉行政院長(左)。「台湾の民主主義は成熟した」と満足げだった(20日=中央社)

 陳副院長自身は、行政院長就任への意欲を示していない。馬英九総統や呉院長から人事に関する意見をまだ求められていないと明かした上で、「体力、知力、脳力の3つとも良くない」と述べ、高齢を理由に退任したいとの意向を示した。陳副院長が昇格を固辞した場合、江部長が行政院長に就任する可能性もうわさされている。

 新内閣は、馬総統の2期目の任期が始まる5月20日までの2~5月に、段階的に人事の交代が行われる可能性があるという。