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春節連休のテーマパーク、入場者獲得にあの手この手


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年1月20日_記事番号:T00035023

春節連休のテーマパーク、入場者獲得にあの手この手

 今年は春節(旧正月)休暇が9日間(21〜29日)と例年よりも長いため、台湾の各テーマパークは子どもを入場無料としたり、奇抜なイベントを実施するなどあの手この手の入場者獲得競争を繰り広げる。期間中の目標入場者数はそれぞれ延べ10万〜12万人で、前年同期比20%の大幅増を狙う。20日付工商時報が伝えた。

 六福村主題遊楽園(新竹県)は23〜29日の間、親子3世代での入場を呼び込むため、身長120センチメートル以下の子どもと60歳以上のシニアを入場無料とする。期間中は前年の2倍近い入場者12万人を見込み、売上高で昨年5,300万台湾元から大幅増の8,000万元(約2億円)を目指す。

 剣湖山世界(雲林県)は1月18日から2月末まで、手に汗握る曲芸を世界30カ国以上で1,000回以上披露してきた米フロリダのサーカス団「Espana」を招いている。春節休暇中の9日間では入場者10万人、売上高8,000万元(前年比20%増)を見込む。

 月眉育楽世界(台中市)は身長120センチ以下の子どもを入場無料とするほか、炎を使った中国四川省の「鉄水舞火龍」パフォーマンスなどで、入場者10万人を狙う。

 九族文化村(南投県)は、日月潭風景区とつなぐロープウエー乗車券、イベントがセットになった優待入場券券(780元)を発売し、前年比20%増、12万人の入場を見込む。