ニュース その他製造 作成日:2012年1月20日_記事番号:T00035026
正新橡膠工業(マキシス)、華豊橡膠工業(DURO)、建大工業(KENDA)の台湾中部タイヤ大手3社は、今年に入り受注が好調なことから、製造ライン従業員の春節(旧正月)休暇を短縮して生産を急ぐ。20日付工商時報が伝えた。
正新の呉軒妙・副総経理によると、春節休暇は台湾、中国、ベトナム工場で5日間、タイでは休暇なしで通常通り操業する。第1四半期の各種タイヤの受注が好調なこと、および雲林県斗六と重慶の新工場が先ごろ乗用車タイヤの生産を開始したことから、1~2月売上高は前年並みを見込んでいる。第2四半期には、福建省アモイ工場と漳州工場が新たに稼動する予定だ。
華豊は、中国工場では従業員の帰省を考慮し春節休暇を10日間とするが、台湾では27日から前倒しで稼動する。頼洸洋総経理は顧客が在庫調整を開始し、安定した受注が望めるためと説明した。同社は東南アジア諸国連合(ASEAN)市場を好感し、タイ第1、第2工場でバイクタイヤの生産能力を拡充する計画もある。
建大も台湾工場の生産ラインを28日から稼動する。ただ中国とベトナム工場は休暇を1週間とする。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722