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台湾大哥大の12年設備投資、クラウドなどに108億元【図】


ニュース 電子 作成日:2012年1月20日_記事番号:T00035033

台湾大哥大の12年設備投資、クラウドなどに108億元【図】

 台湾大哥大(タイワン・モバイル)は今年、クラウドコンピューティングのデータセンター(IDC)設置や基地局の拡充などに108億台湾元(約280億円)を投じる計画だ。なお、今年の連結売上高は前年比25%増で過去最高の1,018億3,000万元、純利益は同47%増の143億6,000万元を目標としている。20日付経済日報が伝えた。

 台湾大哥大の今年の設備投資計画は過去7年で最高。▽第3世代(3G)通信規格の基地局900基増設▽IDCの拡張▽「myfone」ブランドの直営店を280店から390店に拡大──などを計画している。昨年の設備投資額は当初計画の73億元を下回る64億2,000万元だった。国家通訊伝播委員会(NCC)が中国製の通信設備の輸入を規制したことが影響した。

 なお、中華電信の今年の設備投資額はブロードバンドと3Gネットワーク構築などに300億~330億元で、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は昨年と同等の90億元を投じるとみられている。