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中華映管、Q3利益が51億元


ニュース 電子 作成日:2007年11月1日_記事番号:T00003504

中華映管、Q3利益が51億元

 
 液晶パネルの中華映管(CPT)は31日、第3四半期の業績を発表。グループの連結売上高は前期比463億5,000万台湾元(約1,643億円)で、前期比で24.2%増加した。純利益は51億元を超え、第6世代ラインの稼働率向上などにより、前期比で約10倍向上した。TFT液晶ディスプレイ(LCD)部門は税引前利益が55億元、利益率は23%に達したものの、ブラウン管(CRT)ディスプレイ事業部では3億8,000万元の損失を計上した。
 
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 邱創儀同社総経理によると、現在次世代生産ラインを導入する計画はないが、来年は大型パネルの出荷枚数を100万枚増やす予定で、「製品構成の優良化、市場における製品地位の向上、利益率の引き上げの3点を今後の経営方針とする」と語った。市場では、華映の来年度利益は過去最高の200億元に上ると予想されている。
 
 液晶モニター部門の好調な一方で、CRT部門は第1~3四半期の累計損失が9億9,200元に達した。CRT市場の世界的縮小を受けて巫俊毅副総経理は、「今後CRT部門はTFT液晶パネルの関連部品製造に転換し、これまで培った技術を新しい製品の開発に生かしていく」と語った。11月1日工商時報が報じた。