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12月工業生産指数、下げ幅が09年9月以来最大【図】


ニュース その他製造 作成日:2012年1月30日_記事番号:T00035047

12月工業生産指数、下げ幅が09年9月以来最大【図】

 経済部統計処が20日発表した昨年12月の工業生産指数は125.45ポイントで、前月から8.15%下落した。最も比重の大きい製造業生産指数は同8.67%下落で、下げ幅は2009年9月以来で最大となった。中央社が20日報じた。

 同時に発表された昨年通年の工業生産指数は4.62%上昇、製造業生産指数は4.70%上昇したものの、上昇幅は事前予測の5%を下回った。黄吉実・統計処処長は「これはかなり低い水準だ。昨年11~12月のマイナス成長が足を引っ張った」と述べた。

 また、製造業の中でも、▽機械設備業▽電子部品業▽化学工業▽石油・石炭製品業▽化学材料業▽紡織業──の昨年指数は、軒並み前年比で10%以上の下落となった。唯一パソコン・電子・光学製品業のみが4.76%上昇したものの、スマートフォンが欧米市場の景気低迷や競争激化の影響を受けたことから、過去26カ月で初めて1けた成長となった。

 今年の見通しについて黄処長は、1月は下落幅が前年同月比2けたに達する恐れもあると予測。第2四半期には下落幅は縮小するものの、上半期に好転は見込めないとの見方を示した。