ニュース 金融 作成日:2012年1月30日_記事番号:T00035048
政府系の華南銀行は、実質的な坪数12坪以下の物件購入に対する住宅ローン融資を引き受けない方針を打ち出している。同業他社もこれに追随する見通しだ。30日付中国時報は、銀行業界は今年の不動産市場を悲観してリスク管理を厳格化していると指摘した。
華南銀の主管によると、同行はこれまで登記上の坪数が15坪以上であれば融資を引き受けてきたが、こうした物件の一部は共用部分などを差し引いた実際の坪数が12〜13坪しかないことが最近の調査で分かり、融資審査において実際の坪数を基に評価を行うよう全面的に改めたという。
ただ小型の住宅物件に対する融資は、償還能力、担保価値など全体的な状況を考慮して審査しており、他行よりは厳しくないと強調した。
民間銀行の関係者は、小型の住宅物件に対する融資に銀行はこれまでも消極的だったが、政府系銀行さえも貸出を拒否する状況となれば、今後ますます融資を受けることは難しくなり、利率も高くなると指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722