ニュース 建設 作成日:2012年1月30日_記事番号:T00035050
春節(旧正月)連休の不動産市場は台湾全土で好調だった。遠雄企業集団(ファーグローリー)は29日、春節期間の住宅販売額が13億台湾元(約33億6,000万円)に上ったと明かした。同集団の統計によると、春節期間中1日当たりの成約額は1億8,500万元で、当初予測の1億5,000万元を約20%上回った。30日付経済日報が報じた。
同集団が販売する▽台北市内湖区▽新北市中和区、新荘区、汐止区▽桃園県八徳市──の建設案件計10件では、春節の販促期間中、見学者が1,000組以上訪れ、30戸余りが成約に至った。なお、成約のうち半数以上を海外に進出する台湾人企業家が占めた。
趙藤雄・同集団董事長は、今年は総統・立法委員選挙(1月14日投開票)のために多くの企業家が帰台し、台湾で春節を過ごしたこと、さらに馬英九総統の再選により両岸(中台)関係、経済情勢の安定が好感されたことが、不動産市場に有利に働いたと分析した。
他社も同期間、▽郷林建設、約9億元▽聯聚建設、6億元▽太子建設開発(プリンス・ハウジング&デベロップメント)、3億2,000万元▽不動産販売代理・甲山林機構、5億元──と好業績を挙げた。
また春節の好調を受け業界では、伝統的な習慣にちなんだ3月1日から4月30日までのキャンペーン期間「329檔期」でも旺盛な需要を見込み、台湾全土で3,000億元以上の新規物件が投入される見通しだ。
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