ニュース その他分野 作成日:2012年1月30日_記事番号:T00035055
経済部が20日発表した昨年12月の輸出受注額は前年同月比0.72%減の363億1,000万米ドルと、2009年10月以来初のマイナス成長となった。欧州の財政危機が未解決であることや世界経済の成長鈍化による影響が出たとみられる。ただ、昨年は下半期に受注が減ったものの、通年では前年比7.23%増の4,361億3,000万米ドルで米ドル、台湾元換算のいずれも2年連続で過去最高を更新している。21日付蘋果日報が伝えた。
12月の受注状況を主要仕向け先別で見ると、欧州と日本からの受注が減っている。特に日本は前年同月比17.75%減と下げ幅が最大となったほか、昨年通年でも10.29%減と、主要仕向け先では唯一の前年比マイナスとなった。一方、米国からの受注は単月で初めて90億米ドルを超えて3カ月連続で過去最高を更新した。
昨年通年の製品別受注額は、スマートフォンの普及やタブレット型パソコン、ノートPCの新製品発売が寄与し、通信製品が1,090億3,000万米ドル、電子製品が1,019億1,000万米ドルでいずれも過去最高となった。
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