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ウィストロンのPC出荷量、「前年比2割増える」


ニュース 電子 作成日:2012年1月30日_記事番号:T00035059

ウィストロンのPC出荷量、「前年比2割増える」

 ノートパソコン受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)の林憲銘董事長は20日、今年のノートPC出荷量について、第1~第2四半期にかけて世界経済が回復に向かい、売上高は期ごとに増え、通年で前年比2割増加するとの見方を示した。今年通年の出荷台数は3,200万台に上ると観測されている。21日付経済日報が伝えた。

 林董事長はまた、昨年の売上高に占めるノートPCの割合は約6割だったが、今年は6割以下に下げたいと話した。昨年はタブレット型PCの販売台数が多くなかったが、今年は製品設計が成熟してきたことから昨年を上回る出荷が見込めると語った。

 なお同業大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)と中国の大手PCブランド、聯想集団(レノボ)が、中国・安徽省で建設中の合弁工場が年末に出荷を開始することによる影響については、「市場に大きな変化をもたらすが、ウィストロンに影響はない」と述べた。

 ウィストロンは今年レノボから、コンパルの1,300万に次ぐ1,200万台のノートPC生産を受注したとされる。