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作成日：2007年11月2日_記事番号：T00003506
経済犯罪で手配の台鳳トップ、密航直前に拘束
中興銀行による違法融資事件で８年６月の実刑判決を受けたにもかかわらず、逃走を続けていた台鳳集団の経営者、黄宗宏被告が１日、基隆市の八斗子漁港から密航しようとしていたところを発見され、直ちに拘束された。黄被告は漁船で中国への密航を企てようとしていたとみられる。２日付自由時報が伝えた。
警察は事前に何者かが密航を計画しているとの情報を得て、内偵を続けていたが、摘発するまで密航者が黄被告であることは知らなかったという。黄被告は２日にも台北刑務所に収容される見通しだ。
黄被告は日本に留学経験がある上、被告と交際関係にある女性が最近日本に渡っていたことから、捜査関係者は黄被告が中国に密航した後、日本に渡るつもりだったのではないかとみている。
