ニュース 電子 作成日:2012年1月30日_記事番号:T00035062
日本の家電各社がテレビ用液晶パネルの海外調達を増やす中、パナソニックは今年、初めて台湾メーカーからの調達を行うことを決め、奇美電子(チーメイ・イノルックス)が受注したもようだ。30日付工商時報が伝えた。
パナソニックは、広視野角のIPS方式液晶パネルを生産する奇美電の技術を評価したという。市場関係者は奇美電の今年のパナソニック向け納品が450万枚に達し、270億台湾元(約700億円)の売り上げをもたらすと予測している。
市場調査会社ディスプレイサーチによると、日系メーカーでは、シャープが40インチ以下の液晶パネルを全面的に奇美電からの調達に切り替え、鴻海精密工業で組み立てを行うことを決めた。ソニーはテレビ用液晶パネルの21%を奇美電から、16%を友達光電(AUO)から調達し、東芝も同様に奇美電から25%、AUOから13%を調達しているとみられる。
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