ニュース 農林水産 作成日:2012年1月31日_記事番号:T00035071
レイモンド・バーガード米国在台協会(AIT)主席理事は30日、王金平・立法院長との会談後、メディアからの「米国産輸入牛肉の問題が米台間の貿易投資枠組み協定(TIFA)締結交渉中断の原因か」との質問に対し「そうだ」と答え、「TIFA交渉再開は今年できるか」との問いに対しては「あなた方の政府関係者に聞くべきだ」とコメントし、牛肉輸入問題の解決に向け台湾側に努力を求める姿勢を示した。31日付自由時報が報じた。
王金平・立法院長(右2)は春節(旧正月)の紅包(お年玉)を手渡し、バーガードAIT主席理事(右)らを驚かせた(30日=中央社)
また王立法院長も、「牛肉問題について話し合いを持ったか」と聞かれ、「彼(バーガード主席理事)は直接的な言葉を用いることはなかったが、『米台間のTIFA締結交渉がなぜ中断しているかは、あなたが誰よりも分かっているはずだ』と語った」と明らかにした。その上で、「総統選が終わった今、われわれはこの問題に正面から取り組まなければならない時が来た」と語った。
台湾では牛肉からの成長促進剤(通称、痩肉精)検出を一切認めていないが、米国などでは濃度10ppb(10億分の1を示す単位)の残留が許容されていることから、これまで米国産輸入牛肉から何度も成長促進剤が検出され、問題となっている。
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