ニュース その他分野 作成日:2012年1月31日_記事番号:T00035072
中台間の産業提携「両岸搭橋専案(中台架け橋プロジェクト)」の開始から4年目を迎え、今年は発光ダイオード(LED)照明、電気自動車(EV)、通信分野を中心とする8大産業で協力が進められる。31日付工商時報が伝えた。
8大産業には、ほかに▽漢方薬▽商業サービス▽再生エネルギー▽金属材料▽バイオ・医療器材──が含まれる。
EVについて経済部工業局関係者は、中国は巨大市場とブランド力を有し、台湾にはモーターやリチウムイオン電池、制御装置、キーパーツなどの技術があるため、中国の自動車メーカーと台湾の部品メーカーとの協力は可能とみている。
具体的には、台湾企業では東元集団(TECO)や台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)などが競争力を備え、中国の第一汽車集団(FAW)や奇瑞汽車(チェリー)、吉利汽車などが提携に意欲を示しているという。
また通信分野では、昨年協力強化に合意したワイヤレス都市化の推進に関し、試験都市の数を増やしたい考えだ。
なお2011年末時点の経済部統計によると、同プロジェクトに関連し、これまで17産業で36回の交流会が開かれ、約1万5,600人が出席、1,463社が商談に参加して約280項目の提携意向書を交わした。
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