ニュース その他製造 作成日:2012年1月31日_記事番号:T00035078
ガラス最大手の台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)は、容器用ガラス需要を好感し、新竹工場の生産能力拡充を計画している。31日付経済日報が報じた。
同社は新竹工場で、旧生産ライン2本を更新して統合し、生産能力を向上させるとともに、新ライン1本を追加する。2013年第1四半期に全面稼働予定で、容器用ガラスの生産額は10億台湾元(約25億7,000万円)に拡大する見通しだ。新竹工場は現在、主に容器用、食器用、調理器具用ガラス、ロールドガラスを生産し、ガラス溶解炉7基で年産能力は15万4,000トン。
同社によると容器用ガラス事業では、世界的大手家電メーカーや、工具組み立てメーカーにOEM(相手先ブランドによる生産)、ODM(相手先ブランドによる設計・製造)供給を行っている。しかし生産能力拡充後は、自社ブランドによる販売の可能性も模索している。
このほか製品の高付加価値化を目指し、乳幼児用耐熱食器市場への参入も計画している。
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